ライフ&シニアハウス港北

短歌の会 本多先生の記事が「生活創造のM」に掲載されました!

2015.8.8

生活科学運営の交流誌「生活創造のM」(特集「親子で考える住まいと介護) に掲載された港北の記事を、特別にここ、ハウス通信でも公開いたします!(冊子全部をお読みになりたい方は、無料で差し上げます。こちらからお申込みください→M申し込み

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家族のようなプロの介護。看取った後もつながっていたくて

 

毎週、父の好きな刺身の柵を手土産に訪れ、フロアのミニキッチンで切って一緒に食べていたという本多さん

病院から老健、そしてハウスへ

 

 「ライフ&シニアハウス港北」で短歌の会を主宰しているボランティアの本多孝さん(65)。ハウスとの縁は二〇〇〇年、本多さんが父の介護施設を探しているところから始まりました。

 「父は二度めの脳梗塞で緊急入院の後、二十四時間の介護が必要な状態になりました。要介護度は3。退院の期限がきてしまったので、とりあえず、私の家の近くにある八王子の施設にお世話になることにしました」。

 退院後に入所した八王子の施設は介護老人保健施設。あくまで在宅復帰を目的とした中間施設です。施設から、半年の間にしっかりとした介護態勢を整えるよう言われました。

 

 「お酒とタバコが大好き。定年退職後は悠悠自適に、好きなことを好きなようにやって自分中心に暮らしてきた父です。そんな父にとっての最適な住まいを探すため、介護についての本を妻とともに何十冊も読み漁りました。

 いいなと思ったのは北欧のユニットケア。家庭の延長のような介護で、日本でもその考え方を取り入れ始めている時期でした。しかしそういった施設を見つける手立てもなく、とりあえず、有名な有料老人ホームを含め二十カ所ほど見学しました。多くのホームの印象が『豪華な病院』。入院の延長のようにフロアにベッドが並べられ、看護師さんから?接待?を受けているような日常が展開されていることに疑問を持ちました。『最後までめんどうをみます、安心です、看護師がこんなにいます』という説明に、父の幸せにとって大事なことは、そんなことではないだろうと思いました」。

 

 飲酒、喫煙を受け止めてくれた

 

 飲酒や喫煙を頭ごなしに規制するようなホームはいやだ、そう思いながらたどり着いたのが「港北」でした。

 「『お酒もタバコも本人と面談をしながら、介護の力で自然にやめていくケアプランを立てましょう』という説明に共感をおぼえました。入居後もハウスで喫煙を続けていましたが、半年でやめることができました。『タバコを持ってきてくれ』と言われると、『はい、あれ? 今はないねえ。買ってこないとねえ』などと、とぼけるテクニックをスタッフは使うのです。おかげで父は、ストレスなくお酒もタバコもやめられたように思います。スタッフの方々のプロの仕事に感服しました」。

 週に一度のハウス訪問が習慣になった本多さんは、「家族は精神的なケアを。他はスタッフが引き受ける」という「港北」の方針にのっかっただけ、と当時を振りかえります。

 「精神的な介護も含めてやっていただいたと確信しています。肉体的なだけの介護は存在しないと思うのです。日ごろスタッフの皆さんが父の語りをよく聞いてくださっていることは、ハウスにうかがうたびに気づきました。皆さん、本当に父のことをよく知っているのです」。

 

最期の笑顔は最高だった

 

 飲酒と喫煙をやめるケアプランにより身体は健康に、また、認知症の周辺症状も改善され、精神的にも機嫌のいい穏やかな時間が増えました。入居時、医師からは「あと一、二年」と言われていましたが、十年、ハウスで生活しました。

 「最期は私と妻、医師、看護師、そして多くのスタッフが見守るなか、居室で息を引き取りました。診断は老衰。亡くなったときの表情は人に見せたいほど、いい顔をしていました。笑っているのです。とても幸せそうな顔をしていました。そして、そのまま四階のフロアでお別れ会を開いていただきました。入居者の皆さんからも献花をいただき、私たち家族は泣きました」。

 今、ハウスで行っている手作りお別れ会のきっかけになったのが、このお別れ会です。

 看取った後も「スタッフとのつながりをなくしたくない、なんとかしてハウスに関わっていたい」という思いから本多さんが始めたのが、短歌の会。高校の国語と書道の教師の職能を生かし、ハウスの日常生活を五七五七七で表現する「生活短歌」づくりを教えています。

 本多さんがフロアに足を踏み入顔がぱっと輝き、皆が手をふります。介護の十年とボランティアの五年、信頼関係で結ばれた年月を物語る光景です。

 


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