新卒研修も残すところ3週間。 入社したころから見ると皆さん大きく成長し、それぞれの個性も目立ち始めた。 新卒の研修を専門の事業社へ委託している企業もあるやに聞いているが、 当社では毎年、人事課がプログラムを組み立て、独自の研修をしている。 過日行われた「コミュニケーション研修」の講師はハウスの入居者。 豊かな表情、自然な笑顔は、さすがプロ!という感じだった。 (ハウスの入居者の中には、いろいろな“その道の専門家”が少なくない) また、豊かな人生経験の中からいただく様々なアドバイスは、 どんなノウハウ本より 具体的で、心に響き、腑に落ちる。 「研修」は期限があるが、「学び」は一生です。 ■新卒くんたちの研修感想いろいろ----------------------------------- ・「専門的・閉鎖的」環境にいた学生時代から脱皮すること。 異文化に触れることに対して怖がらず、楽しみたいと思います。 ・社会人として大切なことは、知識を詰め込むことよりも、 人間の器を鍛えることであることと気付いた。 (まざまな人々の考えなどを受け止められる器) ・介護概論の中で「その人らしい生活が送れるように」という言葉が とても印象に残りました。それは、とても難しいところだからです。 ----------------------------------------------------------------- 最初はいろいろ戸惑い、不安になり、自信をなくすこともあるだろう。 「自分は何モノぞ」なんて、そんなにすぐには分からない。 まずは目の前のことに懸命に取り組んでほしい。 ちょうどジグソーパズルのピースを一つひとつ埋めていって、 気がつくと何か見えてくるのに似ているのではないか。 まずは、ピースを一つひとつ確実に埋めていってほしい。 写真左)発表の準備。出来ないことを「出来ない」とするのではなく、 どうすれば出来るようになるのか…を考える。それがプロ意識かも。 写真右)入居者講師による研修。全員が<手鏡>で自分の表情をチェック。  |
( 2007.5.11 )
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