vol.26 新入社員研修 その2
新入社員研修では、生活科学運営の社員としての基礎知識を身に付けるため、約1ヶ月間に亘り、会社の仕組みや中身を学びます。
「サービス基準(介護予防)」では、運営支援課所属の介護予防運動指導員の資格を持つ板橋が務めました。
板橋は当社が力を入れている介護予防体操の指導員をしており、ご入居者やハウススタッフに体操の効果・目的を伝えたり、体操の紹介をしています。
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前半は、「介護予防とは何か?」「介護予防を通して生活科学運営が目指すもの」など、考え方を知り、介護予防の必要性を学びました。 |
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後半は、一部ですが、実際に介護予防体操を行い、身体の構造や体操後の変化を身体を使って学びました。
「肩甲骨ってこんなに大きいんだ」「肺ってそんなに大きいの?!」と、今まで一緒に生きてきた自分の身体を初めて知る驚きがありました。
体操後には、「軽く肩が回せるようになった」「身体がスッキリした」と皆さんが体操の効果を実感することができました。
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介護予防体操は、体操をすることだけが目的ではありません。体操をすることで、自分がどうなりたいのかをイメージすることが大切。また、体操をすることでどんな効果があるのかを知り、どこが動いているのかを“意識する”ことも、体操をより効果的にするために大切なことです。 |
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介護予防(体操)は高齢者のためだけではなく、老若男女全ての方たちに対して必要なこと!!
新入社員が実際に、「身体がスッキリした」「動きやすくなった」と効果を感じたように、誰にとっても元気で生きがいをもって生活していくための手段の一つとなります。
自分が健康でなければ、ご入居者に安心・安全なサービスは提供できません。配属先でお互いに笑顔で過ごせるよう、介護予防の意味・目的を持って業務に取り組んでほしいと思います。
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この体操は、体幹を鍛える、姿勢の矯正、腰痛予防・改善、ウエスト回りのスッキリシェイプに効果的です。
★基本姿勢
1)椅子の前方に座り、脚を肩幅に開きます。
2)お腹に力を入れて胸を張り、正面を見ます。
3)肩はリラックスします。
★流れ
【タオル】
1)タオルを肩幅くらいに持ちます。
2)八の字を描くように大きく左右に上半身を動かしましょう。
※肘が曲がってもOKです。スムーズに回せるようになるまで行いましょう。
※脇や背中、ウエスト回りも大きく使いましょう。
【体操】
1)両手で横に開き、肩の高さまで上げます。
2)できるだけ右に身体を預けます。
※ゆっくりと3〜5秒数えてから元に戻します。左右交互に3〜5セット行いましょう。
※顔を上げたまま、肩が上がらないように、呼吸が止まらないように行いましょう。
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( 2014.4.15 )
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