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社長コラム

映画「カルテット!人生のオペラハウス」にみる高齢者のスタンス

こんにちは、浦田です。

 
先日映画「カルテット!人生のオペラハウス」を観ました。

去年、「最強のふたり」(身体に障害をおった大富豪と、ヘルパーとの友情や日常を描いた物語)、「みんなで一緒に暮らしたら」(75歳で友人同士で同居を始める物語)といった映画を観た時にも感じましたが、何といってもセリフのリアリティが素晴らしい!(職業病です)と思いました。
シシー役のポーリーン・コリンズさんはもしかして本当に認知症なんじゃないか(失礼)と思ったほどです。その演技にさすが往年の名女優と感心しましたが・・・
元オペラ歌手の高齢者たちの脈略のない話のズレや、会話のすれ違いを創作するって、一体どんな取材をされたのだろう?しかも、このシシーの認知能力の不足や、短期記憶能力の弱さが映画の中でストーリーを作って行くのだから大したものです。


それと比べたら日本の社会はまだまだ認知症を受け止めきれていないのだなと感じました。認知症を笑いの小ネタとして使ったり、ことさらに見るものの不安を煽り立てて、悲慘さだけを強調することが多いのは残念に思います。

それともう一つ強く感じたことは、イギリス人が市民として「自立」しているということです。

施設長は入居者のお世話はする、入居者は互いに支え合っている。でも誰もが誰かのことを救いはしない。学者ではないので、うまく表現できませんが、イギリス人は根っこのところが「集団」ではなく、「インディペンデント」なのだと改めて感じました。人間は誰もが独り。だからこそ支え合う。それが「個人主義」の欧米人の根底にあるものだと思います。

 
一方、日本人は「集団主義」です。どちらが良いとは一概にはいえませんが、日本人は、ずっと集団を単位に生活をしていて、高齢になってじょじょに周りに人がいなくなってくると、支え合いを求める。
幼少時から「個」の単位で責任を持って行動していく欧米人との老いた時の違いはここにあるのかもしれません。

そうは言うものの、私自身も周りの人が減っていくことには強い恐怖感があります。
「独り」と思って生きて行くのはつらいことだと思いました。


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作品情報
「カルテット!人生のオペラハウス」
(配給:ギャガ株式会社/監督:ダスティン・ホフマン/脚本:ロナウド・ハーウッド/
出演:マギー・スミス他)

オスカー俳優ダスティン・ホフマンが『戦場のピアニスト』の脚本家ロナウド・ハーウッドによる舞台を映画化した初監督作品。引退したミュージシャン専用の老人ホームで暮らす元オペラ歌手たちが、ホーム存続のために復活コンサートを開く奮闘ぶりを描く。
 オスカー女優のマギー・スミスをはじめ、ビリー・コノリー、トム・コートネイ、ポーリーン・コリンズといったイギリスを代表する名優たちが共演。ジュゼッペ・ヴェルディの「リゴレット」や「椿姫」、ジャコモ・プッチーニの「トスカ」などのオペラを中心に、バッハ、ハイドンなどのクラシックからジャズ等、数々の名曲を随所で楽しめる。

( 2013.5.1 )

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