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社長コラム

そして、「ユニバーサル就労」に至る【その3】

こんにちは、浦田です。

企業がどうして「ユニバーサル就労」のような取り組みを行うのか、メリットは何か? とよく聞かれます。一つには最初に書いた企業理念にもとづく動機がありますが、そもそも私、障がい者を特別扱いするのが嫌なのです。障がい者に限らず、今まで戦力外視されてきた層を、一緒に働く仲間として戦力にしたいんです。これを企業論理的に「新しい国家総動員体制」などと言って誤解されたりするのですが(笑)

「高根台つどいの家」で行っているユニバーサル就労ワークショップ。業務を分解し、担当できる仕事と人とのマッチングを行う
具体的にどう活躍してもらうかというと、たとえば、介護職員は日々めまぐるしいルーティンワークに追われていますが、「入居者にお茶を出す」という業務を(1)お茶を用意する(2)お茶を提供する(3)お茶を飲んでいただく(4)様子観察を行う、と業務分解し、(1)(2)の単純作業は「中間的就労」を求める人が担い、介護職員は(3)(4)に集中。

これにより、介護職員の専門職としての意識・意欲を高め、サービスの質向上や離職率低下につなげていくことができます。また、障がい者に仕事を頼む際にはしっかりしたマニュアルが求められますが、それを作成する過程で今までの業務の見直しができるというメリットもあります。


もちろん課題もありますが、それを解決していくことで、だれもが働きやすい職場に近づけられます。当社のような、高齢者向け生活支援サービスの事業をしている会社にとって、「中間的就労」を求める人たちの存在が職場の生産性向上に役立つ場面、けっこうあるのではないでしょうか?
( 2012.12.5 )

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