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社長コラム

介護保険制度改正案に思うこと

介護保険の見直しの議論が行われています。今回は、その中から、当社も「つどいの家」で行っている事業、小規模多機能型居宅介護の論点のいくつかに注目して、私の感想を紹介いたします。

 

※小規模多機能型居宅介護とは…

「通い」を中心に、必要に応じて「泊まり」や「訪問」を組み合わせたサービスを提供し、できるだけ長く自宅での生活を継続できるよう支援する在宅介護サービスです。ケアプランは事業者に所属するケアマネジャーが利用者の要望にあわせて作成。利用定員が定められており、1つの事業所あたり25人以下の登録制。

「上布田つどいの家」の小規模多機能利用者と近隣の方々。地域交流スペースでは外部開放のサロンやカフェを開催している

◆「訪問」の機能を強化する方策として訪問体制強化加算や登録定員の見直しが提案されています。加算については、事業者が利益確保のために利用者の平均介護度を上げる方向へ誘導する施策のような気がして、私は反対です。定員については、29名以下なら許せる範囲か、といったところ。それ以上を許せば、サービス付き高齢者向け住宅に囲い込み的に併設することを考える事業者の中に「定員が多ければ多いほどもうかる(?)」というようなことを考える事業者が出てきそうで…。

◆運営推進会議および外部評価の効率化は賛成。自己評価→推進会議報告→評価→公表という案ですね。そもそも、行政等による監査指導や情報開示で悪質な事業者が心を入れ替えてよい人になる、なんてことはないと私は思っています。さして役に立つものでもなし、合理化できるところはすぐに合理化して、限りある財源を大事に使うのがよいです。

◆地域包括ケアシステムを推進する観点から、小規模多機能型居宅介護の地域連携をさらに推進していこうとする見直し。これは賛成。というより正しい。ぜひそうするべきでしょう。小規模多機能はインハウスケアマネなので、地域包括支援センターと分断されるという弱点を持っています。逆にいえば、地域包括による一種の独占がまかりとおっている状態ともいえます。小規模多機能に「新しい総合事業」を担わせることで、介護予防の領域との間に新しいルートができると考えられます。当社の「上布田つどいの家」の地域交流スペースでも、「新しい総合事業」ができればいいなと思っています。

◆同一建物減算に替えて、利用者の居所に応じて基本報酬を設けるという提案。これは、やりすぎだと思います。同一建物「集中」減算なのであって、利用者の居所が問題なのではないし、ここまでしてしまうと、同じ建物内にいるとサービスが受けにくいという妙な話になりそうです。極端な例ですが、超高層マンションの一階に小規模多機能があり、最上階にお住まいの方がサービスを求めていたとしても、報酬単価が低いから隣の一軒家の方を優先する…なんてことが起きるかも!?
 
以上、私の意見でした。介護事業者はともすれば、政府の決めた制度の中でぬくぬくとしていたり、寄りかかって商売したりしがちです。私たちは制度にふりまわされることなく、マーケットの声に正しい商品を提供して、これからも勝っていきたいと思います。

( 2015.1.6 )

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